ニキビ跡でお悩みの方へ
ニキビ跡は、ニキビによって肌がダメージを受けた結果として残るもので、ニキビ跡が消えずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?ニキビには様々な種類や原因があるため、ニキビやニキビ跡を改善したい場合は、適切な治療を受けることで早く改善することができます。
繰り返すニキビやニキビ跡にお悩みの方は、兵庫県芦屋市の芦屋駅前皮フ科ビューティクリニックまでお気軽にご相談ください。
ニキビ跡の種類と原因
ニキビ跡には様々な種類があり、原因もそれぞれ異なります。
赤み
ニキビが治った後も赤みが残ることがあり、炎症後紅斑と呼ばれます。赤いニキビ跡の原因は、ニキビの炎症が治りきっていなかったり、炎症から守るために薄くなった皮膚から毛細血管が透けて見えたりすることです。また、ニキビの炎症によってダメージを受けた細胞が修復する過程で、周辺の毛細血管が開いて赤みが増すこともあります。
赤いニキビ跡は、肌のターンオーバーによって徐々に改善されますが、重度の場合は赤みが半年以上続くこともあります。
色素沈着
ニキビの炎症が治った後に、茶色のしみのように色素沈着する場合があります。ニキビ跡の色素沈着は、ニキビの炎症によってダメージを受けたメラノサイトがメラニン色素を多く生成することで起こります。
色素沈着したニキビ跡は、肌のターンオーバーによって改善されることが多いですが、重症の場合は色素沈着が長期間残ることもあります。
クレーター
クレーターとは、ニキビが治った後に皮膚が陥没して凹んでしまう跡のことです。クレーターは、炎症したニキビを自分で潰したり放置したりすることが原因で生じます。炎症を伴うニキビは、重症化すると真皮層の組織まで破壊します。真皮層はターンオーバーがないため、一度破壊されると修復が難しく、肌が陥没したようなクレーター状態となります。
クレーターになると、セルフケアで治すことは難しいです。クレーターにならないようにするためには、ニキビを重症化させずに適切に対処し、ニキビは自分で潰さないようにしましょう。
肥厚性瘢痕
(ケロイド)
肥厚性瘢痕とは、ニキビが治った後に皮膚がしこりのように膨らんだ状態で残るニキビ跡のことです。体質によっては、赤いしこりとして残ってしまう場合があります。
肥厚性瘢痕とケロイドは似ていますが、異なるものと考えられています。肥厚性瘢痕は、傷跡の範囲を超えませんが、ケロイドは傷跡の範囲を越えて拡大する傾向があります。肥厚性瘢痕とケロイドは、ニキビの炎症が真皮層まで進行すると、皮膚を修復しようとコラーゲンが過剰に生成されることで生じます。
肥厚性瘢痕やケロイドは、セルフケアで改善することは非常に難しく、誤ったセルフケアを行うことで症状が悪化する場合もあります。
ニキビ跡を自力で
治すことは可能?
市販薬でも治る?
上記のように、ニキビ跡には様々な種類があり、治療法も異なります。ニキビ跡をきれいに治したい場合は、専門的な治療を受けることで、より早く確実に改善することができます。何よりも、ニキビ跡にならないように炎症性のニキビの発症を抑えることが大切なので、ニキビの発症早期に皮膚科を受診しましょう。
当院で行うニキビ跡治療
ダーマペン
ダーマペンは、微細な針で肌に適度な刺激を与え、コラーゲン生成を促進する施術です。ニキビ跡の凹凸を改善し、肌の再生を促します。患者様のニキビ跡の状態に応じて、針の深さや回数を細かく調整いたします。
StellarM22(フォトフェイシャル)
StellarM22は、特殊な光エネルギーを用いてニキビ跡の赤みを改善する施術です。患者様の肌質やニキビ跡の状態に合わせて光の波長を選択し、肌のトーンアップと質感の向上を同時にはかります。
サブシジョン
サブシジョンは、特殊な針を用いてニキビ跡の凹みの下にある繊維性の組織を切離し、凹みを持ち上げる施術です。患者様のニキビ跡の深さや範囲に応じて、慎重に施術を行い、肌表面の凹凸を改善します。
スプリング(エレクトロポレーション)
スプリングは、微弱な電流を利用して美容成分をニキビ跡に深く浸透させる施術です。肌の再生を促進し、ニキビ跡の赤みや色素沈着を改善します。患者様のニキビ跡の状態に合わせて、最適な美容液を選択いたします。
ピーリング
ピーリングは、特殊な薬剤を用いて古い角質を除去し、肌の再生を促す施術です。ニキビ跡の色素沈着を和らげ、肌のキメを整えます。患者様の肌質やニキビ跡の程度に応じて、適切な種類と濃度のピーリングを選択します。